仕事を辞める・会社を辞める前に転職活動するメリットデメリット

在職中の転職活動のメリットデメリット

在職中の転職活動のメリットの1つ目は、今までの仕事とのブランクが無く、収入を継続して得られることです。仮に応募した企業に採用されなかった場合でも、収入源が途絶えないので、焦らずに転職活動ができます。2つ目として、妥協せずに希望する企業を探せます。転職活動で、希望する企業に採用されるとは限りません。その場合でも仕事を続けられるので、落ち着いて求人を探せます。

3つ目として、採用が決まるまで今までの会社の社宅や寮に住み続けられます。仕事を先に辞めてしまうと、社員寮などに留められなくなるので、新たにアパートなどを契約し、引っ越さなければならなくなります。在職中に就職活動をすれば、時間やお金が余分にかからずに済みます。

4つ目は、勤務先からの慰留を断り易くなるという点です。義理堅い性格の人は、慰留を求められると断りづらく感じるものですが、転職先が決まっているので、それを理由にきっぱり断れます。5つ目として、福利厚生の面倒な手続きをする必要が無いことが挙げられます。ハローワークや役所に足を運んで手続きをする必要が省けるので、時間的な余裕が生まれます。

デメリットもあります。仕事が忙しいと、転職活動に時間を割けないので、転職が遅々として進まないことがあります。急募の企業への対応ができないので、条件が良い仕事を逃してしまう可能性もあります。転職先が決まった場合、仕事を引き継ぐための時間が限られてしまうので、ストレスを感じるかもしれません。

退職後の転職活動のメリットデメリット

退職後に転職活動をするメリットに、失業手当が受給できるという点があります。自己都合の退職では、失業手当の支給は退職後3か月経過する必要がありますが、失業手当を受給できるので、余裕を持って転職活動ができます。別のメリットとして、時間的な余裕が生まれるので、スキルアップのために職業訓練校に通ったり、通信教育などで新たな資格を取得できたりします。

仕事をしない分、フレキシブルに物事に対応できるようになるので、優良案件が見つかった場合、すぐに応募できます。チャンスを逃す心配が減ります。幾つかの求人に申し込む場合でも、面接の日程を調整しやすいというメリットもあります。

デメリットは、失業手当を受給するまで3か月分の蓄えを用意しておく必要があります。失業手当の受給期間は求職活動のための時間が取れますが、仮に受給期間が過ぎても仕事が見つからない場合、焦りを感じてしまい、転職に失敗してしまう可能性もあります。長期間仕事が見つからない場合のストレスも増大します。退職後に転職活動をする場合は、メリットとデメリットを比較して決定すると良いでしょう。

状況に応じて転職活動スタイルを選ぶべき

転職活動を行なう際には、今の自分の状況を吟味して、最適な方法を選択する必要があります。在職中の場合であれば、信頼できる職場の上司に気持ちを打ち明けてみると良いでしょう。上司の中には、転職経験を持つ人もいますので、実体験から有用な提案がもらえる可能性があります。思いもしなかった提案が与えられることもあり、転職活動に影響を与えるかもしれません。在職中に転職活動をする場合には、希望する企業の面接時間と現在の仕事の就業時間が重ならないようにしましょう。仕事が終わってから、あるいは土日に面接の予定を入れるといった対応も必要です。

退職後に転職活動をする場合、在職中に比べて自由な時間が増えるため、計画的に転職活動をするのが難しくなる場合があります。忙しい時にはスケジュールが立てやすいものですが、時間があるとすべきことを後回しにしてしまう、という可能性もあります。自己管理を徹底して行ない、カレンダーや手帳でスケジュールをしっかり管理して転職活動に励むと良いでしょう。

年代別のおすすめ転職活動スタイル

25歳まで

新卒で入社した人がほとんどです。すでに企業での経験を積んでいるので、社会人としての基的なマナーや一般常識などを習得しています。新卒者向けの研修が必要ないので、企業側も採用しやすい年齢です。体力があるので、多少ハードなスケジュールでも柔軟に対応できます。在職中の転職活動に向いています。未経験でも応募可能な求人にも十分対応できます。

30代

すでに社会で一定のスキルを身につけています。即戦力として働けるため、企業側が欲しがる年齢層です。20代のような柔軟性は失われつつあるので、経験を生かした分野に応募すると良いでしょう。同業種であれば才能を十分に発揮できます。在職中にある程度求人情報に目星をつけておき、企業を絞って求人に応募すると良いでしょう。複数の企業に応募する場合は、一旦退職してから転職活動を始めたほうがベターです。社会人として自己管理ができる年代ですので、退職後の自由な時間を無駄にせず、転職活動に打ち込めるのが30代です。