仕事を辞めたくなるタイミング

仕事を辞めたくなるタイミングというものもあります。それには「もうこんな仕事辞めてやる!」という衝動的なものもありますし、「もう耐えられない」と音を上げることもあります。あるいは「このままこの職場に留まっても未来はない」などと現実的な判断にたどり着くこともあります。

しかもこうしたタイミングは突然訪れることも少なくありません。上司や同僚の自分への扱いや横柄な扱いなどに不満が爆発して辞めたくなることもあるでしょう。現在担当している仕事がうまく行かずに辞めたくなるケースも十分考えられます。やりがいを感じられない環境に「いったい自分はなんでこんな仕事を続けてるんだろう」と急に脱力感に見舞われてしまうケースも見られます。

人間関係が原因で辞めたい

人間関係の場合はとくに突然訪れるケースが少なくありません。日ごろから不満・不平を抱え込んだ状態で何とか我慢しながら仕事を続けていた状態で最後の一線を越えるような振る舞いをされたときに我慢していたものが一気に爆発してしまうのです。上司にミスの責任を押し付けられたり、同僚からバカにされたり、自分がないがしろにされているのがはっきりとわかる状況と遭遇したり…そうした事実を間に当たりにしたときに「辞めたい」と強く願うようになるのです。

規模が大きい会社ならたくさんの同僚・上司と複雑な人間関係を築いていく必要がありますし、規模が小さな会社なら限られた狭い世界の中で望む望まないに関わらず濃い人間関係を築いていくことになります。その中ではいざこざや派閥の形成、先輩の理不尽な振る舞い、ワガママな同僚に振り回されるといった事態が起こりえます。これは仕方がないといえば仕方がないのですが、それが仕事そのものの妨げになったり、ストレスの蓄積で精神状態を悪化させてしまうようでは仕事を続ける意味がなくなってしまいます。辞めたくなるのはこうした状況が限界を超えてしまったからなのでしょう。

仕事の内容で仕事を辞めたい

人間関係と並んで辞めたい理由として多いのが仕事内容への不満です。この不満についてはいくつかのケースが考えられ、人によってそれが辞めたいとまで思わせるかどうか異なってきます。20代の頃に多いのが「やりがいを感じられない仕事」。入社前のイメージとは違っており、この会社では自分のやりたい仕事ができないと判断した時に辞めたくなることが多いです。それから勤務環境そのものへの不満。これは人間関係とも関わってきますが、どう考えても無理な仕事を押し付けられて大変も思いをさせられる、しかもそれでうまくいかないと上司から怒られるといった理不尽な環境に悩まされるケースも少なくありません。さらに自分にはミスがないにも関わらず一方的に責任を押し付けられたり、上司のほうが間違っているにも関わらず逆ギレされるといった状況もよくみられます。

また会社のしきたりや経営理念に納得がいかないケースも考えられます。もっと効率のよい手法があるにも関わらずしきたりや習慣でそれを導入しない、あるいは利益を得るためならどんなことでもするといったような経営理念に対する不満なども辞める理由として挙げられるでしょう。単に自分の都合だけで仕事内容に不満を感じるとは限らないのがポイントです。

給料が安くて会社を辞めたい

そして給料への不満。厳しい経済状況のため給料は思うように上がらず、一方では年々ノルマが厳しくなって仕事の量が増えている。現在の仕事内容で今の給料では割に合わないといったケースです。純粋に金額に対する不満だけでなく、現在の就業環境に対する対価として見合っていないという不満も多く見られるのがポイントでしょう。現在の給料に心から満足している方が稀でしょうが、不満が辞めたいと思わせるまでになるようだと問題があります。

この点は会社の経営状況や給与体系とも関わってきます。給料が思うように上がらない職場は経営状況が厳しい可能性があります。働いていればそうした事情が見えてきますから、「これから大丈夫なんだろうか」という不安から転職を検討するケースも少なくありません。また成果主義を導入する企業が増えていますが、その結果従業員の間に給料の格差が生じてしまい、それが原因で不満が増大することもあります。

その他の理由で会社を辞めたい

他にも自分の意見がまったく尊重されない、つねに決定がトップダウンで自分がただの歯車のような感じを抱いている、連日のように飲み会に付き合わされるなど仕事とプライベートの区別がついていない環境が嫌になった、求められる仕事のレベルに対して自分の能力の無限界を感じた、あるいはセクハラがひどいといった理由も見られます。

このように、会社を辞めたい理由は多様かつ複雑です。間違いないのは社会人なら誰もがこのような不満を一度は抱いたことがあるということ。問題なのはその不満が辞めたいと思わせるほど深刻なものなのかどうかなのでしょう。