在職中の転職を成功させるためには、履歴書の書き方をマスターしておかなければいけません。学歴が良いとか、スキルがあったとしても、履歴書の書き方次第では採用にならない場合が少なくありません。在職中を履歴書でアピールするなら、採用担当者の目に留まる可能性が高くなります。在職中の転職でネックになるのが、募集企業との連絡です。勤務中に電話やメールがあると、同僚や上司にばれてしまう可能性があるため、こっそりと転職を進める必要があります。履歴書を通じて自分の状況を採用担当者に正しく伝えるための方法をまとめてみました。

履歴書に「現在在職中」と必ず追記する

履歴書を通じて、在職中の身であることを知らせる簡単な方法は、職歴欄に「現在在職中」と記入することです。実際に学歴や職歴を記入するにあたって、書き方のポイントを押さえておきましょう。学歴や職歴は時系列順に記入していきます。高校までの学歴は卒業年度を記入してください。もし転校した場合には、△△高等学校入学、○○高等学校編入、○○高等学校卒業と記入すれば大丈夫です。大学は学部まできちんと記入しましょう。職歴欄についても時系列順にまとめてきます。入社年月日を確認し、間違いがないようにしてください。複数の企業で勤務した経験がある場合は、それらの情報を漏れなく記入します。

人希望欄に勤務開始日と希望の連絡方法を記載する,希望の連絡方法はできるだけ詳しく書くと良いでしょう。在職中の場合は、入社年月日、企業名を記入し、「現在在職中」と横並びに記述してください。入社年月日と企業名を記述した後、一段下げて「現在に至る」と記入する方法もあります。どちらにするから個人の好みにもよりますが、よりスマートに見える書き方を選択すると良いでしょう。この一を加えるだけで、書類選考の際に、在職中の身であることを書面で通知できます。

人希望欄に勤務開始日と希望の連絡方法を記載する

在職中の転職は、上司や同僚にばれずに進めたいと思うものです。転職活動がばれないためには、募集企業側との連絡のやり取りを勤務時間以外にする必要があります。例えば昼の休憩時、休日は電話連絡が取れるかもしれませんし、それ以外の時間帯や曜日はメールで連絡を取り合いたいと思うかもしれません。自分から要望を募集企業側に伝えると、採用担当者にマイナスに捉えられないか不安になるかもしれませんが、その心配はありません。採用担当者は数多くの履歴書を見ていますし、在職中の人が応募する事例についても良く知っています。ですから遠慮せずに記入して構わないのです。

連絡可能時間帯や連絡方法について知らせるためには人希望欄を活用します。人希望欄に連絡が取れる時間帯や曜日、連絡方法を記入しましょう。連絡を取り合う際にトラブルを起こさないようにするため、正確かつ具体的に詳細を記入してください。人希望欄に連絡方法を記入するだけでなく、採用された場合、勤務がいつからできるかを記入します。採用することにした場合、募集企業側はその情報を参考にしながら入社準備を進めてくれます。人希望欄にも、現在在職中であることを記入しておけば、より自分の立場をアピールできます。

希望の連絡方法はできるだけ詳しく書く

希望欄には具体的な内容を記述する必要があることはわかりましたが、具体的にどの程度まで詳細を記入したらよいのか知りたいと思うことでしょう。在職中の一言を記入するだけでなく、勤務開始日や連絡方法も記述することもわかりました。連絡方法は電話、メール、ファクス、郵送など自分にとって都合の良いものを選んで記入して構いません。ただし確実に連絡が取れる方法を記述してください。採用担当者が連絡を取りたいと思ったのに、指定された連絡先に連絡しても繋がらない場合、採用が取りやめになってしまうケースもあるからです。

連絡を取れる時間帯については、「何時から何時までの間であれば可能」といった具合に具体的な時間帯を記入しましょう。ほかの予定が入りにくく、自分にとって不都合にならない時間帯を選んでください。それとは別に記入するとよいものに、現在勤務している会社の退職予定も記せます。採用された場合、いつから入社可能なのかを募集企業側が判断できるからです。これは予定ですから、もし予定が前後する可能性がある場合は、面接の時に詳細を伝えられます。

在職中の転職を成功させた人の多くは、履歴書の人希望欄を十分活用しています。とかく人希望欄は空欄にしがちかも知れませんが、前述のように希望欄に要望を記入することで、採用担当者からは、はっきりと自分の意思が伝えられる人というイメージを持ってもらえる可能性があります。在職中の転職活動を円滑に進めるためにも、可能なことはすべて行なっておくようにする姿勢が大切です。そうするときに転職を成功させることができるのです。